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カテゴリー:イロ・カタチ・映像

2004.10.1

砂漠の王国 ヨルダン展

これ、見に行きたいなぁ。
新石器時代のトボけた像がクセになりそう!(笑)

私自身はヨルダンには行ったことないのですが、友達のY夫妻の新婚旅行がシリア・ヨルダンということで、写真をいろいろ見せてもらったことがあります。

見るからに乾いた風景と、アラブ、ヘレニズム、ギリシャ、エジプトなど強力な文明の影響をあまり受けていないのか、それとも入り交じって独自のものになってしまったのか、と判断できない素朴な建築や彫像の数々が面白かったのです。

砂漠の王国 ヨルダン展
2004年9月18日(土)- 11月7日(日)
世田谷美術館

2004.9.16

「PIERCING THE SKY-天を射る」坂田栄一郎

アエラの表紙の写真を担当している写真家、といえばピンと来る方もいるのではないでしょうか。どこかで見かけたこの個展のポスターが気になっていたので、今日、用事で恵比寿に行ったついでに立ち寄ってみました。

展示のスタイルは面白いものでした。著名人のモノクロの肖像写真と、それと対になるようにカラーの自然物の写真。自然物とは、植物であり、動物であり、風景であり。それらは共通項があるといえばある、ないと言えばないという不思議なとりあわせ。それでもなぜが納得してしまえるのです。

彼の被写体となっている人物はいずれも意志のある目をした強いオーラを発した人々ばかり。それぞれの写真から撮る側・撮られる側双方の心地よい挑戦を感じます。

それぞれの肖像写真には、その人物と対峙した時のことを綴ったインデックスがつけられているのですが、これがまた良いのです。その時のエピソードや彼のポリシーをかいま見ることができます。

前から思っていることなのですが、写真家はスナイパーと似ていると思うのです。その一瞬をのがしたら二度と捕らえることができないモノと対峙する時の緊張感。

この展覧会は10月上旬まで開催されています。東京在住で興味のある方はぜひ。

「PIERCING THE SKY-天を射る」坂田栄一郎
東京都写真美術館
9月4日(土)〜10月11日(月)
http://www.syabi.com/

2004.6.24

土門拳全仕事・傑作展

土門拳全仕事・傑作展 土門拳記念館開館20周年記念
会期:6月24日(木)〜7月23日(金)10:00〜20:00
会場:そごう美術館

・・・え?!もう20周年なの?
これにはかなり驚きました。酒田市にある土門拳記念館開館は谷口吉生氏設計の素晴らしい建築です。

以前、建築目当てで見に行ったことがあるのですが、展示物である写真の素晴らしさにもかなり感動した覚えがあります。「古寺巡礼」シリーズの写真集、2冊も買っちゃったもんなぁ。(笑)

特に感動した室生寺には実際に行く計画を立てたことがあるのですが、運悪く台風が直撃して修復しなくてはならないくらいの被害を受けてしまったとかの理由で断念したことがあります。また計画を立てなきゃ。

今回の展覧会は、横浜ということでちょっと遠めですけど、行けない距離じゃないのでぜひ行ってみようと思います。

追:
先日、ここで書いたデンマークポスター展、まだ行けてないんです。。。ここのところ、ちょっと体調不良で外出をひかえてるんですよ。26日までなので、なんとか行けたらいいなぁ。・・・って、あさってまでじゃん。(汗)