カテゴリー:思考の断片
2006.5.5
余命6年?
少し前に寿命予測テストなるモノをやってみました。
その結果、私の「寿命まで残された年数」は6年とのこと。
ネット上のテストだし、とあまり気にしていないつもりでした。
でも意外とショックだったようで、どうも鬱々と気にしてしまってます。
たしかに、あまり健康に良くなさそうな生活しているもんなぁ。
* * *
桜の季節は虚しい気分になるのです。
数年前に大切な友人が亡くなった季節だから。
今年の桜は散って久しいのですが、
なんとなく「死」について考えてみました。
* * *
年を重ねるにつれ、
だんだん「死」が嫌なものではないような気がしてきました。
祖父母をはじめ、親しい人が「あちら側」に逝った人が
少しづつ増えてきたからかもしれません。
一方通行の待ち合わせ場所に順番に行くようなものという感じ。
* * *
もちろん、人の死に直面すれば悲しみます。
とても、悲しみます。
* * *
少なくとも、両親よりは後まで生きたい思います。
できるだけ。なんとかして。
* * *
時々「なんでまだ生きているんだろう?」と思う時があります。
いっそ、私よりも「生きたい!」という気持ちが強いけど
身体的に難しい人に譲ることができるものもあるのでは?とか。
とは言え、私にも普通の生き物に備わっている生存欲が
それなりにはあると思うので、実行はできないんだろうなぁ。
それでも「いざ」という時には
使える部分は使ってもらいたいと思っています。
* * *
死によってイレモノがなくなっても、中身だけがフワフワと残っていて、
無性に何かをツクリたくなった時には、
技術とセンスのありそうな方に憑依させてもらいます?!
* * *
友人のみなさんへ。
「その時」が来たら、向こうで待ち合わせできればいいですね。
6年後ではないような気がしますが。
2006.4.16
直感的に判断していること
ロボットを設計したことはありますか?
私はありません。
きっと、私たちが何気なく直感的にしていることを
数値化して動きの再現を試みたりしてるのでしょうか?
1. 前方に障害物発見
2. 衝突を避けるには、
自分の身体の大きさに○cmのマージンを追加して
△度の進路変更が必要
3. 進路変更のために、足首を●度回転
* * *
Q:なぜ、ここにこの窓があるのですか?
A1:なんとなく内側から見てキレイだと思ったからです。
A2:外側から見た時の、全体とのバランスです。
A3:法規的に換気・排煙・採光を確保する必要があったからです。
A4:(・・・?)
直感的な動機と、それだけではない理由。
* * *
「どうやったらシッポを振ることができるの?」
「簡単だよ。振りたいと思えば振れるよ。
虫を追い払う時にも便利だよ」
他者にわかってもらえない場合も。
* * *
2006.1.14
キクイムシと散弾銃
新しい家具をアンティーク風に見せるために、
散弾銃で撃つという話を聞いたことがある。
銃痕をキクイムシによる浸食のようにみせかけるのだ。
真新しい紙に紅茶やコーヒーでシミをつける。
くしゃっとまるめてヨレた感じを出す。
一度「漂白」した画像に濁り色を加える。
均質に古びた感じを出したければ。
均質と効率を価値基準としてきた考え方と
それと逆行する部分を求める気持ち。
「平行」や「直角」を当然のことと感じるようになったのも
ここ100年程度のことなのではないか。
散弾銃の弾はキクイムシの何倍の速さで穴を穿つのだろうか?