2005.7.26
オリジナリティ
「オリジナリティ。そんなものは犬にでも食わせてしまえ!」
彼はそう言った。
それでも。
泥臭くても「そんなもの」にしがみついていたいと思うのは何故だろう。
何かを創りたい。かなり根本的な欲求だと思う。
おなかが空いたら何か食べたくなるのと同じくらい。
人から人へと渡っていく間に洗練されていく、場合もある。
「一から創るよりは」確かに。文明の末期症状的ではあるけれど。
そもそもオリジナリティとは?・・・ほぼ皆無。
出典を意識的しているかしていないか。それだけの問題。
何かを吸収する。咀嚼する。原形をとどめないくらい発酵する。
出典不明なものが「ふつ」と沸き上がってくる。その瞬間が、好き。
ただ、それだけ。
【旧 Short Tripより 2000.11.05】