2005.3.18
ドイツ人の豚捌き
レンタルで人間は何を食べてきたか 第1巻「食と文明の世界像1」を見ました。
何千年も前から、同じ方法で石みたいにカチカチのチーズを作るベドウィンの人々。
原種に近い、小さなジャガイモを痩せた土地で栽培するアンデスの人々。
パンを焼く人々。炭を使って。ツボ状の釜を使って。姑から受け継いだ方法を守って。
どれも「食べてきたってスゴイことなんだな」と思う映像でした。
中でも目を引いたのは、豚を解体するドイツ人。ある部分は肉として、ある部分はソーセージの材料に。臓物も血も無駄にすることなく糧としていきます。その手さばきが、鮮やかなんです。美しいんです。素晴らしいんです。本当に見事なんです。