2004.9.19
おさななじみ
今日、幼稚園時代からの親友、Mちゃんが遊びに来ました。もうすく1歳になる息子の大ちゃん(カワイイ!!!!)も一緒です。子供のころから運動神経バツグンだったMちゃんの血を色濃く受け継いでいるのか、動くのが大好きな大ちゃん。好奇心いっぱいで腕白ぶりを発揮!一時もじっとしていることなく、私の部屋を好奇心いっぱいで探検してました。
子供の行動ってオモシロイですね。私が何気なく置いていたものや、浴室の扉なんかも、すぐに大ちゃんのおもちゃになってしまうのです。「わわわ!ソレは口に入れたらアブナイよぉぉ〜」とアタフタする私の横で、さりげなく食べ物とかでごまかしつつ息子の興味をそらすMちゃん。さすがに慣れたものです。
楽しくおしゃべりしていたのですが、突然Mちゃんの表情が暗くなりました。「少し前にね、お父さんが亡くなったの・・・」ショックでした。
子供のころからの友達ということもあり、Mちゃんの家には何度も遊びにいっています。Mちゃんの双子のお姉さんのYちゃんもいっしょに、それこそしょっちゅう3人で遊んでいました。休日に遊びにいくと、彼女らのお父さんにも挨拶していました。いつも「よく来たねぇ〜!」と笑っていたおじさん。音楽が大好きだったおじさん。突然のことだったそうです。
私はこの春、1人の親友を亡くしました。これ以上、生命力に満ちあふれた人はいない!と思えるほどいつも前向きで積極的で、本当に大切な友達でした。すぐに彼女のことを忘れられるはずもなく、半年近くたつ今でもまだ、割り切れない気持ちでいっぱいです。でも、私がいつまでもメソメソしていたらY姐のことだから、ヤキモキしながら「しっかりしな!!!」と彼岸からハッパかけてくれているにちがいありません。
父親と親友。悲しさの度合いを比べることはできませんが、大切な人を失うということは悲しいことです。でもMちゃんには守るべき息子がいます。悲しみをのりこえて、あるいは押し殺して、穏やかな笑顔を大ちゃんに向けるMちゃんを見て、凄いなぁ、と思ったのです。当たり前のことだよ、と言われるかもしれませんけど、やっぱり凄い。
なんだか私も、少し元気をもらえた気がしました。