2004.5.7
オランダ
ちょっと気になる国の一つ。
日本では、チューリップと風車の国としてのイメージの強いオランダ。そんなのどかな印象をよそに、ホントはもっともっとクレイジーで(良い意味でね)革新的なパワーを持った国じゃないかと思うのです。
デ・ステイルを生み出したカタチとイロのセンス。今でこそ「過去の偉業」としてだれもが認めるところですが、当時の人たちの感じたインパクトは想像もつきません。
ミッフィーで有名なディック・ブルーナもオランダですね。彼もオランダの素晴らしいデザイナーの一人です。そういえば、ちょっと前にテレビで、「モンドリアンの絵を観るミッフィー」という絵を見たことがあります。
私はまだ訪れたことはないのですが、前にKLMオランダ航空を使った時にトランジットで寄ったことがあるのです。空港(たぶんアムステルダム)付近と建物が見えたのですが、なんだか不思議な光景でした。
ロシア構成主義、あるいは一時のコルビュジェの都市計画のドローイングに見られるような、巨大かつ威圧的な建造物と、まさに長崎のオランダ村(ハウステンボス?)にあるような「とんがり屋根のおうち」が、なんのためらいもなく隣接しているのです。飛行機の中から見た光景だったので、近くでみると、また違ったスケール感があるかもしれませんが、暴力的と感じてしまうような組み合わせでした。
不思議な組み合わせといえば、そのKLMオランダ航空での機内食。ホットディッシュに焼きそば、前菜的に日本そば、というものだったのです!・・・ありえない。(笑)
そんなこんなで、なにやら惹かれるモノがあるのです。一度は訪れて見る必要がありそう!
余談ですが・・・。
私はてっきり『フランダースの犬』はオランダのお話だと思っていたのですが、ベルギーが舞台だったんですね。知らなかった〜!